Friday, December 30, 2011

Lille - French Flanders フランス北部のフランドル地方の町リル

今回の旅は西フランダース地方をいろいろと回っています。
まず最初に行ったのが、ベルギーの国境のすぐ南のフランスのLilleという町。もともとこの町に行く予定はなかったのですが、LucがParis経由の飛行機で帰国予定で、TGV(ヨーロッパの新幹線のような高速電車)でParisからBrusselsへ行くことになっていました。ところが、彼が帰国の日に急遽ベルギーの交通網が全てストに入ることになり、TGVが国境のLilleまでしか運行せず、図らずもこの町に一泊することになったLucが、この町の魅力を発見し、私を連れてきたというわけです。

この町の歴史は長く、最初に町の礎が築かれたのは640年(日本では大化の改新の直前)とあります。しかしフランダース伯爵の統治下にあり今でもフランダース色が色濃く残っている町です。1、2世代前まではフランダース語を話す人たちもいたそうですが、今では国境を越えたとたんにフランス語に変わります。でも町のたたずまいは、フランダース風と、フランス風とミックスされた感じでチャーミングでした。





街角の花屋さん


この町で何軒か見たチェーンのコーヒーショップ


ヨーロッパという感じのながめです。