Tuesday, June 30, 2015

Welcome back, Shiori! お帰りなさ〜い❤️


またまた10年前の生徒さんが帰って来ました〜❤️

当時北陽台高校陸上部だったShioriちゃん。

大人の会話のクラスにふたり高校生がいて、そのうちのひとりでした。

相変わらずすがすがしい笑顔!

彼女は高校卒業後渡米。

そしてArkansasの大学で学び、看護師として働いていたそうです。

(左よりAbi, Shannon, and Wesley)

今回夫のWesleyがエスタミネーで勤務することになり

再会することができました。

こんどゆっくり彼女の人生について語ってもらいたいと思っています。

Welcome back!!

Friday, June 26, 2015

Thinking outside the box will lead you to realizing the true meaning of life 頭の中がボーダーレスになると本質が見えて来る!


私が敬愛する世界を76カ国回ったグローバルメンタリティいっぱいの

後輩推薦の一書。

「わかる〜!そうそう!」っていうのがいっぱい出てきますよ。

と彼女が力説するので早速阪急梅田の紀伊国屋書店で購入。

大阪から帰りの飛行機で読みました。

ヤマザキマリさんとは全く違う人生ですが、

共通事項が多くってびっくり!

本当に「わかる〜!そうそう!」でした!

そしていろんなことを思い出しました。

母親がしょっちゅう口にしていることのインパクトの強さや、

子供のころの原体験のような兄弟や近所の子供たちと遊んだことが

今の自分の感性を育ててくれていることなど数えたらきりがありません。

Garcia Marquezの「100年の孤独(原題 Cien Anos de Soledad)

なつかしぃ〜!Buendiaという名前がたくさん出てきて大変でした。

その本を読んでいたころ私はスペイン語専攻で

本当にいろんなラテンアメリカの文学を読みました。

Carlos Fuentes とかJorge Luis Borges なんかも好きでしたね。

それからキューバ人のある教授は特別おもしろくって

よくスペインの映画監督 Luis Bunuel の風刺的で社会的な題材を授業に使っていて、

クラスのみんなとよく週末にBunuel の映画を見にいってました。



極貧だったというのもマリさんとの共通項で

私は放課後週に4〜5日レストランでバイトし生活費と授業料を稼いでいました。

レストランで働いていたのはまず賄いが出るので

1日1食は無料で食べられるということ。

そしてその日あまったものは捨てるのでそれをもらって

次の日のランチにしていました。

UCLAは公立の学校なのでカリフォルニア州外から来て1年目の人や

留学生はカリフォルニア州民の4倍の授業料でした。

それに大学ではテキスト代がとっても高く買うお金がなく

テキストを図書館から借りたり"USED"という中古のテキストを買ったりしていました。

あるクラスではメインのテキストのほかに副読本が17冊もあり

それを1学期10週間、最後の週は期末試験なので正味9週間のあいだに

他のクラスもあったのに読んで論文2本書くなんて

本当によくサバイブしたものです。

幼いころから本の虫というのも私と同じです。

本というのは限りなく想像力をかきたててくれ

私たちをその主人公になりきらせて様々な世界へ連れて行ってくれ

その後の人生の創造力の源になります。

私はマリさんのように多くの国に行ったわけではありませんが、

アメリカとミクロネシアいう多国籍で多文化の人が混在している国に

16年いたため

本当にいろんな人と会い

自分の価値観がとことんひっくり返されました。



当時のベルリンの壁をどうにか通り抜けて生き延びた人が

私の子供を取り上げてくれたドイツ人産科医でした。

大学のクラスでとっても優秀だった彼・彼女は

ベトナムからやって来たボートピープルでした。

当時ソビエト連邦だったウクライナから逃げて来た夫婦が

West LA の安アパートの大家さんでした。

そういえばある日みんなフランス語を話す人たちばかりのパーティに呼ばれました。

行ってみるとフランス人はひとりだけで

あとの20人くらいはもとフランスの植民地だった

タヒチやニューカレドニア、チュニジアやモロッコなどの出身者。

本当にフランス語っていろんなところで話されているんだっていうことと

フランスの植民地の歴史をつきつけられる経験でした。



また、私の姉妹3人が国際結婚で

それぞれアメリカ、イスラエル、ベルギーと

地理的なことはもちろん人種、歴史、文化、宗教、食と異なります。

姉たちの視点と私の視点それぞれが違っておもしろいです。

その子供達(いとこ)たちの交流も年齢が上になるにつれ

面白い展開になってきています。



異なる文化が根底にある人と

日々日本で生活するということは本当に大変です。

彼との生活が大変だということではなく、

日本という国に存在することが

外国人と海外に16年もいた日本人である私にとって

とっても大変なんです。

アメリカだったらずいぶんと楽チンだったと思います。

外国人だらけですから、私たちも one of them です。

私たちにとっては日々異文化体験です。

マリさんが書いていたことで本当に共感するのは

「教養を高めるといっても

「自分はたくさん本を読んだからいいわ」

という話ではないんですね。

見て読んで知ったら、今度はそれを言葉に転換していく。

これって日本人に欠けているところではないかと思います」

世の中のことにもっと関心を持ち

自分の考えを言葉でアウトプットする能力

これってグローバル人材には必須です。

そしてひいては自分の人生を何倍も豊かに楽しくする術ではないでしょうか。

もうひとつ、マリさん曰く

「若い人は省エネで生きると損をする。

欲がなく、恋愛に興味がなく、旅行にも行かない。

傷つきたくないから、興味のない人とは付き合わない。

ずっと安全圏にいるから、

閉じていることに対する危機感を抱いたこともない。

楽しいんですか、それで?

思わず訊いてみたくなります。」

本当にそうです。

自分の常識に全くなかった人たちと出会い

交流していく中で見えていく

人間の本質。

これはかけがえのない経験です。

みなさん、

まずは一歩外に出てみましょう!

世界は素晴らしい!

そして日本は素晴らしい!

生きるって素晴らしい!

と心の底から思えるでしょう。


Sunday, June 14, 2015

Hiro's back from California to say hi! カリフォリニアから一時帰国中


去年の7月にカリフォリニアの大学へ進学したHiro

(注:彼が来ているのは私の出身校のUCLAのTシャツ!!)

以前このブログでも紹介しましたが、

長崎県高校生テニスのチャンピオンでした。

英語の留学試験準備もそのチャンピオン魂を見せてくれ

真剣に取り組み見事合格し渡米の夢を叶えました。

今回は夏休みで3週間帰国中で、

実家は福岡県にあるにもかかわらず

貴重な時間をエスタミネーに寄ってくれました。


上のビデオでもわかるように彼の英語の上達ぶりは本当に素晴らしいです!

思わず「英語錦織圭より上手だよ!」と言ってしまいました。

実質まだ1年たっていないのですが、

テニス仲間と切磋琢磨し、

大学の学業も優秀な成績を修め

カリフォルニアライフを満喫している感じがビンビン伝わってきますね。

カリフォルニアのカレッジテニスの大会でなんと優勝!

地元のメディアからも取材され大変誇らしいことです。

次の目標も見えてきたみたいで

本当に心から応援してますよ〜❤️

Thank you Hiro for stopping by!

We were all excited to see you!

Thursday, June 4, 2015

TSUTAYA Books 今ドキ本屋のかたち 


私の子供時代、

毎日のように大橋(長崎市)にある草野という町の本屋へ行ってました。

(現在長崎市住吉町に移転しています)

本の巻末にある好きな作家の作品は全部買って読んでいましたし、

私にとっては「草野へ行く」というのが

わくわくする時間の過ごし方のひとつだったのです。

1994年にAmazon が出現し、本の流通が変わり始めました。

街の多くの本屋が姿を消していきました。

1998年製作のMeg RyanTom Hanks 主演の映画 You've Got Mail 

に出てくる Fox Books というメガブックストアを

ご記憶の方もいるかもしれません。

店内に入っただけでわくわくするような作りです。

今回JR大阪駅のとなりに新しくできたLUCUA 1100 (ルクア イーレ)の

9Fにある蔦屋書店 TSUTAYA BOOKS はまさに

中に入るとワクワクです。

ここ数年日本でもカフェと本屋がドッキングした形は増えてきました。

しかしこれほど欲張りか、というほどこの蔦屋は盛りだくさん。

私が入ったところには、まず靴磨き専門店 Burnish というのが目につきました。

「え〜!?本屋さんに靴磨き??」

その横には店内ATM

その横にはコートやバックパックなどの荷物を預けられるクロークも無料で利用可。

私は重〜〜いバックパックを預けて身軽に店内を散策。

貸し会議室も隣接してます。

カフェも3つくらい入ってました。



デンマークのオーディオビジュアルブランド

Bang & Olufsenのショールームもあります。

そのとなりはApple shop

モバイルショップもあり。

オリジナルウエディングのデザインをしてくれる

Wedding Design Lab

そのとなりは旅のプロJTB

ネイル・ヘアカラー・ヘッドスパのサロンもあり。

それぞれの本のテーマのセクションには

それ関連の外国雑誌や雑貨も豊富に置いてあります。



ウッディな店内には数多くの居心地のいい椅子やソファがあり

購入前にゆっくり本を手に取り、くつろいでページをめくる

or 最後まで読んでしまうことが可能。

wifiやコンセントもあるので仮オフィスとしても短時間使えそうです。

とにかく近くの本屋ではみかけない本や雑誌の種類が多いので

あっという間に時間が過ぎていきます。

これらのいろんなショップと本の間には何の仕切りもないので

全てが本屋の一部という感じです。

つまりトレンディなホットスポットと図書館と本屋とカフェが融合したもの

それがこの蔦屋書店。

こういう本屋もおもしろいけど、

実は私の好きな本屋は今でも前出の映画You've Got Mail で

閉店を余儀なくされた味がある街の小さな本屋タイプ。

それぞれのオーナーの個性やが光り、思いがあふれている本屋。

実はアメリカやヨーロッパにはそういう本屋は今でも探せばあります。



さてさて10年後。

どんな本屋ができてるかなぁ〜。

🎵 The times they are a-changing' (Bob Dylan)