Sunday, December 5, 2010

Qatar & Russia made it! 次回はロシアとカタールに決定




Doha, Quatar

いや〜ワールドカップ2018と2022はロシアとカタールに決まりましたね。いろんなサイトで、「超以外だ」のコメントが書かれています。ひとつの国で11の時差がある超大国のロシアと、超小国のカタール。カタールのことはあまり知りませんが、サイズ的には秋田県より少し小さいくらい。日本のサッカーファンには「ドーハの悲劇」として印象に残っているでしょう。wikiによると現在は石油と天然ガスに依存する経済体制で、GDPパーキャピタは世界最高レベルで所得税がなく、外国人労働者の数がカタール国籍を持つ人より多いそうです。

不満だらけの西側のスポーツ報道機関のひとつESPNのサイトによると以下のように書いてあります。


How else to explain future debutants Russia and Qatar being picked as respective World Cup hosts in 2018 and 2022, upsetting the likes of England, the U.S. and a joint bid from Spain and Portugal? When Qatar's bid team said on the eve of the vote that FIFA had a "fantastic opportunity to expand the frontiers of the World Cup," soccer's most powerful men obviously agreed.


イギリスやアメリカ、共同開催のスペインやポルトガルの気分を害して2018, 2022年のワールドカップにそれぞれ選ばれたロシアとカタールを他にどのように説明できるというのだろうか?FIFAは「ワールドカップのフロンティアを広げる素晴らしいチャンスがある」と開催地発表の前夜カタールのプレゼンチームが言ったとき、サーカー界の最も影響力のある人たちは明らかに同意した。
This comes on the trail of South Africa's successful staging of the World Cup. More than a few eyebrows were raised when the African nation was awarded the tournament, a first for the continent. And despite early concerns that South Africa would not be ready in time for the tournament, it handled the event with aplomb. Crime was controlled, and FIFA president Sepp Blatter told reporters that South Africa was a "good financial decision," when some had initially forecast a loss. The sport was brought to townships that had never seen a game on television before.


これは南アフリカのワールドカップの素晴らしい業績から来ている。アフリカ大陸初となる大会の開催に眉をひそめた人もいた。しかし南アフリカは大会の準備も間に合わないだろうという当初の懸念にもかかわらず、冷静に事を運んだ。犯罪もなく、数人が当初損失があるだろうと予想したとき南アフリカは「経済的に良い決断」だとFIFA代表のセップ・ブラッターは言った。テレビでサッカーの試合を見た事がない非白人居住区でもサッカーは行われた。
Russia does indeed possess a massive economy, but FIFA lamented its vast size and poor transportation links in an evaluation report last month. Parts of Russia are downright desolate, as its own team acknowledged. FIFA, then, must have seen an opportunity to bring its traveling circus to town in the hopes of fixing that.


ロシアには大きな経済力はあるが、FIFAは先月の評価レポートではその国土の広さと交通機関の不整備を挙げていた。チーム自身が認めるようにロシアには辺境地帯がある。FIFAはそこのところを変える望みをもってその移動サーカスを連れて来る好機を見たのだろう。
Qatar will go down as likely the smallest nation ever to host the tournament. Its population is roughly 1.4 million, around the size of Connecticut. Unless it bought a neighbor -- is that out of the question? -- things are set to get pretty claustrophobic in 2022.

カタールもワールドカップの開催国史上一番の小国である。人口はおよそ140万人、サイズはコネチカット州ぐらいである。隣国の助けなしには ー論外か?ー 2022年には狭くって息苦しくなるだろう。
What about the summer heat, you ask? FIFA overlooked the scorching temperatures in June and July, clearly wanting to bring the World Cup to the Middle East, a region troubled for so long.

夏の酷暑はどうなんだ、とお尋ねになるかもしれない。FIFAは、6月と7月の猛暑を考慮せず、明らかに長く問題がある地域である中東にワールドカップを持って行きたかったようだ。

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しかし、最近BBCやCNNのコマーシャルは中東の大企業のものが多く、確かに大きなお金が動いていて今まで西洋支配だった金融やその他の業界に中東が台頭して来ているという感は免れません。
私としてはどこの国で開催されてもいいんですが、次のワールドカップのテレビ観戦を楽しみにしています。